なんか…がっかり

昨日は10ヶ月ぶりで「さいたま市公共施設マネジメント会議」が開催されました。場所は今までの中で一番近い武蔵浦和コミセンです。

今まで総論を語ってきた会議ですが、すでにアクションプラン(各部署が具体的な活動計画を立てる)の段階になってきています。

そこで久しぶりの会議ではこのアクションプランを立てるに当たり、この10ヶ月で見直された計画について説明がありました。それが「なんか…がっかり」な展開となりました。

そもそもこの会議が始まった時、「このままじゃ市の財政が破綻する。なんとかしなくちゃ!」という逼迫感がありました。学識経験者の先生方になにもわかっていない市民が加わり、紆余曲折を経て「なんとかこの計画案で乗り切れるんじゃないか」というところまで来たと思ったのです。

ところが久しぶりにいただいた資料には「建物を長寿命化すれば、そんなに厳しくもないかもよ」というメッセージが込められているように見受けられました。今まで60年で見積もっていた建物の寿命を80年まで延ばせれば、コストとかが軽くなると思うよ…って、本気ですか?そんなことで回避できるんですか?施設を複合化しなくても何とかなるかもしれないんですか?

にわかには信じられない展開に愕然としました。

もちろん担当部署の職員の方や地域住民の方にとってはハードルが低いほど合意を得やすいと思います。でもそれでほんとにいいのでしょうか?机上で過去の資料を読み解いたり試算を行うことと、実際に現場で起こっていることが違うのではないかと思うのです。

次は来年だそうです。なんとも無力感を覚える会議となりました。
建物の複合化

ヴェニスの商人@彩の国さいたま芸術劇場

ヴェニスの商人ちらし

ヴェニスの商人ちらし彩の国シェイクスピア・シリーズ第28弾『ヴェニスの商人』を観てきました。

主な出演は以下。
市川猿之助さん(シャイロック)
中村倫也さん(ポーシャ)
横田栄司さん(バサーニオ)
大野拓朗さん(ジェシカ)
間宮啓行さん(グラシアーノ)
石井愃一さん(老ゴボー/テューバル他)
高橋克実さん(アントーニオ)
オールメールなので全員男性です。(真田十勇士と表記方法が違う?なんと言うか、芸術劇場はホーム感があるのでこんな感じ。)

シャイロックの市川猿之助さんは、歌舞伎の所作を多く取り入れて、キリスト教徒の中では異教徒であるユダヤ人の違和感を出していたのかなと思いました。ユダヤ教の方が古いのに、ヴェニスでは虐げられる立場です。自分の娘が大金を持って駆け落ちしてしまい、打ちのめされてつねづね自分を犬のように扱うアントーニオの胸の肉1ポンドに固執していきます。

中村倫也さんは、聡明で愛嬌のあるポーシャを演じていました。本当に女の子がキャッキャしている感じが出ていてとてもかわいいポーシャでした。この方の出演する他の作品を見てみたいと思ってしまうような今回の最大の驚きでした。

横田さんも笑ったり、泣いたり、怒ったり…大忙しなバサーニオをキュートに演じていました。他の俳優さんも含め、シャイロック以外は喜劇要員という感じでした。ネクストシアターの役者さんたちもずいぶんなじんで来ているな〜とちょっと嬉しい気分になりました。

シェイクスピアが「ユダヤ人を笑い者にする」ために作った戯曲だと聞いたことがあります。そのため打ちひしがれたシャイロックに皆が嘲笑を浴びせる場面など、当時は娯楽で「もっとやれ〜」みたいなノリで演じられたのかもしれませんが、現代では「パワハラ〜」とでも言いたいような気にもなってしまいます。

そこはそれ、「いやいやこれは単なるお芝居なのです」と真夏の夜の夢の劇中劇のように、演者の技量を楽しんで劇場を去るのが粋ってもんかもしれません。

WordCamp Tokyo 2013に参加

WordCamp Tokyo 2013

蒲田で開催されたWordCamp Tokyo 2013に参加しました。

ひょんなことでWordPressの世界に飛び込んでしまった私ですが、同年代のWordPress仲間もできて、オープンな雰囲気の催しに単身でかけていきました。仲間はすでにスタッフとして飛び回っていましたので、ひとり気ままに(というかウロウロ)歩き回っていたりしました。

WordCamp Tokyo 2013初心者向けセッションです。

今では第一線で活躍する中畑隆拓さん、西川伸一さんのお二人がWordPressに関わるきっかけをパネルディスカッションの形でお話ししてくださいました。

そして、遅まきながらこの場で私のような人間は「ブロガーさん」と呼ばれているらしい…と気づきました。今まではむしろWeb制作者みたいな気でいたのですが、ユーザー側だったんですね。

その後、WordPressカルタに挑戦したのですが、PHPのタグやらプラグインの名前やらの説明が全く身に付いていないので、大負けでした。(奮起してPHPの教科書を買ってしまいました。)

WordCamp Tokyo 2013会場ではさまざまな企業がブース展示を行っていました。このブースのワプー人形はブース担当者の奥様が作られた…とのことでした。

WordPressにはさまざまな関わり方をする方たちが多く、正直いまひとつわからない所もあります。このブースではエンドユーザ(というのでしょうか)、クライアントがそのまたクライアントに対して、親切な入力フォームを提供するためのプラグインを開発しているとのことでした…って合ってるかな。

他にも、企業の懸賞応募の管理運営をするプラグインを開発している方とかともお話しできました。

いろいろすてきな経験をしましたが、なんだかブラックな経験もしてしまいました。お互いに仲良くなるための企画「仲間を作ろう」では、アフィリエイト収入を増やしたい方と裏技でそれを実現する方法を知っている方(必ずしもやっているということではないでしょうが)が出会ってしまい、そのお二方でずーっとその手法についての話し合いで時間切れとなりました。

総じてみなさんお若い方が多く、活気溢れるイベントでした。

 

真田十勇士@赤坂ACTシアター

真田十勇士

真田十勇士雨がザーッと降ったり、ガンガン太陽が照りつけたりする変な天気の中、赤坂ACTシアターに真田十勇士を観に行きました。珍しいことに最前列で観ることができました。

まずは感想を3つ。

  1. 華麗な殺陣!
  2. 吉田兄弟の津軽三味線最高!!
  3. 戦隊ヒーローのよう!!!

それでは主な出演者です。

真田幸村:上川隆也
猿飛佐助:柳下大
霧隠才蔵:葛山信吾
由利鎌之助:松田賢二
真田大助:渡部秀
根津甚八:粟根まこと
望月六郎:植本潤
三好清海入道:小林正寛
三好伊佐入道:佐藤銀平
穴山小介:玉置玲央
筧十蔵:三津谷亮(ここまでが十勇士)
ハナ・花風:倉科カナ
服部半蔵:山口馬木也
豊臣秀頼:相馬圭祐
大野修理亮治長:小須田康人
大野治房:俊藤光利
淀の方:賀来千香子
徳川家康:里見浩太朗

1. 華麗な殺陣

最前列ということで、迫力ある殺陣がを存分に観ることができました。とにかく大坂冬の陣・夏の陣の話で武士や忍者ばかりが出てくるので、殺陣は随所に登場しました。特に上川さんの殺陣はすばらしいです。上忍らしい花風の動きもメリハリがあってGood。徳川家康役の里見浩太朗さんもなかなかです。

いくらフィクションとは言え、豊臣方は負けてしまうので、十勇士も次々に討ち死にしていきます。それぞれの死に際の殺陣にスポットライトが当たるわかりやすい演出です。

2. 吉田兄弟の津軽三味線

延々と続く殺陣のBGMに野太い津軽三味線が使われています。決してメロディアスではないのですが、粛々と流れるそれが雰囲気を盛り上げました。吉田兄弟、いいなぁ。

3. 戦隊ヒーロー

「これって戦隊ヒーローものじゃない?」と思ってしまった私です。

若手が多く出演していますが、猿飛佐助役の柳下大さんの身軽な忍者、筧十蔵役の三津谷亮さんの一輪車に乗りながらの射撃は「ほほう」という感じでした。

中堅どころの葛山さん、松田さん、山口さんは安定の演技でした。はっきり言って若手よりす・て・き。

私が大好きな植本潤さんは飄々とした望月六郎。殺陣に扇を使って(なんでやねん)個性的な殺陣でした。特に離れた敵に開いた扇を投げつける場面は「おお、すばらしい」と心の中で拍手です。(練習したんだろうなぁ。)

史実のままだと真田十勇士は完全な無駄死になのですが、さすが中島かずきさん、この死にちゃんと意味を持たせるシナリオを作ったんですね。でも、ちょっと着地点が曖昧になってしまって「え、それでどうなったの?」という疑問も残ったりもしました。

ともあれ、とにかく真田幸村+十勇士がカッコいい!!それだけでご飯10杯的なお芝居でした。

ここらで買い物

福島市

正確には「JA新福島農産物直売所 ここら 吾妻店」と言います。

福島市の農産物の直売所ですが、この季節はお盆のお花や桃が大量に出荷されています。ただし、同時にたくさんの方が車で訪れてどんどん買って行くので、うかうかしていると買うものがなくなりそうな勢いでした。

福島市

桃は「あかつき」です。果肉が赤く、固くても甘い品種です。農家の方が安全性を確保するためにどんなに努力されたことだろう…と思いました。

福島市

お花はお墓参り用がほとんどでした。(菊が多かった!)

やはり福島の農産物が元気になってくれると嬉しいです。

この後、いちど宮城に行ってから福島市に戻って来たのですが、風邪を引いてしまってどこにも行かないままさいたま市に戻って来てしまいましたので、ちょっと残念でした。

 

 

 

 

 

写ルンですって知ってます?

写ルンです

デジカメ全盛期の今日この頃、写ルンですを知っている人はまだいるでしょうか?

そう、これがその写ルンです。レンズ付きフィルムというものです。

これを久しぶりに手にしました。ご近所のカメラ屋さんの企画で、半分だけ自分で撮って、あと半分は誰かわからない人が撮る…というおもしろい内容。

縛りは3枚だけは地元の写真(私の場合は埼玉県の風景など)を撮ること。あとは何を撮っても良いとのことなので、早速移動しながら写したいと思います。何が撮れるか、自分でも楽しみです。

 

 

 

 

お祭りも終わって一段落

まつりスタッフ

8月になりました。お祭りの後片付けも大方終わり、日常が戻ってきています。

毎年思うのですが、お祭りは地元のボランティアスタッフの力で成り立っているなということです。イベント中は日頃の上下関係を忘れ、平等にお祭りに参加している感じがとてもいいです。(言葉使いとかは変わりませんが…。)

スタッフTシャツを着ると、お客様にとっては同じボランティアです。

でも残念ながら、事務局の自分には見えていなかったことがたくさんありました。それぞれの持ち場に誰がいるのか把握できていなかったため、ご迷惑をおかけしたこともありました。一度自分の持ち場についてしまうと、他の場所の方たちの不便さが全くわからず、ああもすれば良かった、こうもすれば…と反省することしきりです。

来年はもっともっとボランティアの方の気持ちを活かせるよう、反省会に臨みたいと思います。

 

 

テーマ探し

Magazinoテーマ

自分の学習用にWordPressテーマを作ってこのサイトを表示していましたが、最近更新もないので、試しに既存のテーマに変えてみました。

まあなんと思いのほか簡単に変えることができました。これは「Magazino」という主に写真などを多めに使うサイト向けのテーマです。本来ならトップに大きな写真が何枚もスライドしたり、記事などももっとビジュアルに訴えたりできるようです。

これからも試しにさまざまなテーマに変えてみようと思っています。