Webサイトでつながる

新年おめでとうございます。

私は全くの寝正月を決め込んでいますので、世間様とはインターネットを通じてかろうじてつながっております。

さて、このところ活動団体などでWebサイトの更新などを行っているのですが、作り始めた頃は情報発信の道具だったWebサイトが、最近では情報交換の道具としてとらえ直さなければならなくなった…と思います。

当然、その変化に伴い、サイトの内容も見直す必要が出てきました。発信だけでなく受信のためにどんなツールを使うべきか悩むところです。ブログ、Twitter、facebookなど選択肢は多いですね。

まず考えるのは「私が手を引いても存続できるツールか?」ということです。HTMLとCSSしかマークアップできない私ですので、そもそもWebサイト本体は大したものではないのですが、そこに他のツールを組み込んだことによって複雑すぎてわけがわからなくなるようでは困ります。(あ、もちろん存続が滑らかである必要はないのです。学習すればできる…程度で。)

数年前まで全くサイト作成の技術など持ち合せていませんでしたが、需要があってやる気もあったのでなんとかここまでやって来れました。私のモットーは「できる(技術的にも心情的にも)ことはもったいぶらずに引き受ける、できない(同じく)ことはさっさと断る」です。受けるときはすんなり受けているので、私が「できません」と断っても、まだ交渉の余地があると思われるときがあります。そういうことに対するグレーゾーンはないので困るんですよね。

ともあれ、他の方たちのやりようを観察させていただき、今後のサイトの参考にしたいと思っています。

失敗なんだか、成功なんだか

今安心して食べられますか

昨日はくらし探検くらぶのイベントがありました。

今安心して食べられますか

参加して「楽しかった!」のですが、客観的に見て成功したのか、失敗したのか、判断が分かれるところだと思いました。

集客的には想定来場者30名を下回ったし、チラシなどでお誘いした方がなかなか来てくださらなかったので、宣伝方法や宣伝期間に問題があったかも、申込み受付をすべきだったかも…と反省点は多々ありました。ただ、参加した人にとってはとても良い企画だったと自信を持って言えます。

普通だったら「講座があります!」とチラシなどで知らされて、会場に行ってイスに座って講師の方のお話を聞いて、最後に「どなたかご質問はありませんか?」などと言われて、数人がなんだか専門的なことを聞いてる…という受け身の学習会が多いと思います。講師の言っていることはわかるけど、この講師の方は信用できるかな?とか、もっと自分が期待している話をしてくれないかな?と思うこともあります。

今回は参加者に質問用紙を事前配布して、質問や意見をホワイトボードに貼り、講師の方たちにその場で読みながら答えていただきました。目の前で自分の素朴な疑問に臨機応変に答えてくれる「行政職員」に好感を持つことができたのが、このイベントの最大の成功だと思っています。

まわりから見たら「失敗」だけど、自分たちの中では「成功」。逆よりは断然いいです。

現実がアニメに近づく日

攻殻機動隊SAC(STAND ALONE COMPLEX)というアニメがあるのですが、なんだか現実がこのアニメに近づいているのではないかと思ってしまっています。

いわゆるサイバーパンクと呼ばれるジャンルなのですが、クラウドコンピューティングの登場によって俄然現実味を帯びてきました。白状すれば私はあまり現実世界で饒舌になれないタイプなので、無意識に電脳空間に逃げたいと思っているのかもしれません。

一方鉄腕アトムがすでに生まれていなければならない時代ですが、そちらはまだみたいですね。昔はロボットが生身の人間に近づくことが求められましたが、現在は人間がロボット(のようなからだ)に近づく未来が提示されています。医学領域で有機コンピュータなどが利用されると現実になるのでしょうか。ロボットアニメが好き!と言っているくせに最先端の技術がわからないので何とも言えないのですが…。

どちらにしても、自分はネットに繋がれるシニアになりたいと思っています。老いて身動きがとれなくなっても、電脳空間でコミュニケーションがとれるような環境をぜひ作って欲しいです!!と言っても貴腐老人に憧れているわけではありません。