踊らされているのだろうか?

今日は埼玉県の主催する「食の安心県民のつどい」に行ってきたのですが、講演をしてくださった新聞記者の方がかつてないような衝撃的な内容のお話をしてくださり、ある意味「行ってみるもんだな」と思いました。

食に関わる市民活動団体が取り組んできた「遺伝子組み換え食品」「フードマイレージ」「自給率」「無農薬」「地産地消」といったキーワードはバッサバッサと切り捨てられてしまいました。

おっしゃりたいことは「報道に踊らされて真実の姿を見失うな!」ということだと思います。わざとキーワードを裏側から見て、すべてをひっくり返してしまい、「ほら、これもまた、報道されたら信じるでしょ?」という実験をしてくださったのだと解釈しています。

そしてもし信じて活動してきた根拠が根こそぎひっくり返ったとき、「あなたはその活動を修正できますか?」と問われてもいるような気がしました。私はそのように解釈したのですが、もしかしたら「とんでもないこと!」と激怒された方もいらっしゃるかもしれません。

こんなときこそ地産地消

今年は酷暑の影響で埼玉県産の米の見栄えが悪いという話を聞きました。(他県のことはわかりませんので。)

せっかく作った「彩のかがやき」も米穀検査で等級が下げられてしまったとのことです。でもこんなときこそ地産地消です。毎日の登下校時、出勤時、買い物時…に見てきた田んぼから穫れたお米です。私たちが食べずに誰が食べるのでしょうか。

生産者の方がいつにも増して酷暑の中で作ったものですから、他の農産物も同様に地域で消費したいですね。

流通業者さんにお願いです。消費者は見栄えが悪くても大きさが不揃いでもちゃんと買います。流通コストの問題(扱いやすい)を「消費者が買わない!」などという別の問題にすり替えないでください。そして見栄えの悪い「彩のかがやき」も(注釈をいっぱいつけても良いですから)売ってください。

会議を傍聴しました

市民活動をしているといろいろな会議の傍聴をする機会があります。

今日は「さいたま市食の安全委員会」の傍聴に行ってきました。市民活動をしている仲間がPowerPointでプレゼンテーションをすることになっていたからです。

おなじ市の会議の傍聴も所管部により全然雰囲気が違います。今日の会議は事前申込み制でしたが、席には資料もそろっていて、なにより会議を進める職員の方たちの気配りが心地よかったです。他の会議などについても合わせて考えてみると、順調に設置目的を果たしている会議ほど運営も円滑に進んでいると感じます。

あ、もしかしたら逆なのかもしれません。円滑に運営されている会議ほど、本来の目的を着実に果たしながら進行していく…のかも。だとしたら、空転したり、暴走したりする会議は運営側にも問題があるのかもしれませんね。

これは私自身が委員となっている会議にも言えることでしょうか?今のところ不確定要素を含みながらも前進しているように思えるので、きっと運営の方の心配りが効いているのだろうと思います。このまま前進できるよう、私もなるべく会議の流れを読める(決して迎合ではなく)ようになりたいと思います。