さて、各論です

7月から久しぶりのさいたま市公共施設マネジメント会議がありました。

8月のシンポジウムで「総論賛成・各論反対ということばはない。各論で反対する人は総論も反対なのだ」、「複合化というと悲しいことだと思いがちだが、複合化は楽しいことがあると思っていいのだ」というキラリと光ることばが登場しました。

今までの話から引き続き、各論に入ったのです。と言っても、会議の席で個別の事例について検討するわけではありません。実際の施設の評価からアクションプラン作成までの流れについて、行財政改革推進本部の計画案を聞いて、根本先生と南先生がダメだしをするといういつものパターンです。

前回の会議から今回までの間に、笹子トンネルの事故があり、衆議院選挙があり、世間の目はもっと公共事業とか公共施設とかに向いているものだと思いましたが、今回も傍聴者はゼロ…orz 今をときめく根本祐二先生が座長の会議だというのになんてことでしょうか。単なる行財政改革推進本部の周知不足?それともさいたま市民の方は関心がない?

ともあれ、首相が変わろうが、急に公共投資が潤沢に行われようが、子や孫のために地道に有効に税金を使うという使命は変わりません。ひとりでも多くの市民、行政職員に理解していただくために、これからもしぶちんな委員であり続けたいと思います。