立川談慶独演会 国立演芸場

初めて国立演芸場で立川談慶師匠の落語を聴きました。

演目
真田小僧  立川笑二さん
船徳    立川談慶師匠
あくび指南 ミッキー亭カーチスさん
ねずみ穴  立川談慶師匠

笑二さんはお若いのに堂々としていて、将来骨太の落語家さんになりそうな予感です。

ミッキー・カーチスさんは、役者さんとしての入りから、いつの間にか噺家さんの話になっていく不思議な展開です。となりの外人さんがとても良い味出してました。

さて、主役の談慶師匠です。青年→成年に変化された最近の10年を改めて思い返しました。やんちゃな若々しさに侠気と狂気が混じった渋さが加わり、独特の雰囲気です。師匠の落語を聴いて、自分が内側からひっくり返されたような居心地の悪さと、でも今の自分でいいんだよと許されている安堵感を感じました。刺激的です。

自分がなにかをごまかして生きているときは、師匠の言葉がぐさぐさ突き刺さってくるばかりなのでしょう。そうならないような日々を生きようと思います。