プロってなんだろう

市民活動(ボランティア)で芸術系の方々とごいっしょすることが多いのですが、「プロってなんだろう」と思う状況がさまざまな局面で生まれます。みなさんはどう思っていらっしゃるのでしょうか。

スポーツならアマとプロというのはかなりわかりやすいですね。けれど、芸術系の場合はプロとアマの境があいまいで、「自分はプロだ」と言えばプロで、「アマチュアで活動しています」と言えばアマ…かなと。

私が所属している団体では、出演くださる方にはプロとして対応していますが、謝礼などはアマの謝礼としても安いくらいで、毎度申し訳なく思う金額です。その分、プロのアーティストさんとして心から尊敬の念を持って接しようと思っています。

プロの方は金額によってその技量をセーブしたりなさらないんです。安いから適当に…という方はいらっしゃいません。逆に「安い金額で引き受けるんだから、本来やるべきことを省略しても文句は言わないでね」という姿勢の方はプロではないんですよね。

さて、それにつけても来年度から補助金もつかなくなる所属団体さいたまARTS21。これからどうなって行くのでしょうか。どちらにせよ、身の丈に合った活動しかできません。細々と続けて、これから参加する創立メンバーの方たちに引き継ぐまで、なくさないよう努めるのが私の仕事だと思っています。

第6回 深谷市産業祭に行きました

もやし屋・飯塚商店の飯塚さんにご案内いただいたので、今日は初めて高崎線の快速電車に乗って深谷市まで行ってきました。深谷市の旧中山道で深谷市産業祭が開催され、「ゆめ☆たまご」さんも出ているとのこと。さてさて、今回は楽しかったので、写真で紹介して行きます。

深谷1深谷駅はとても雰囲気のある駅でした。

fukaya2

ゆめ☆たまごさんの企画「チョー(腸)免疫力!講演会」です。蔵の中で開催されています。発酵食品は日本人の身体に合った食べ物、食べて元気でいよう!という講座でした。

深谷3産学官連携事業で作られたおいしい「お子たまランチ」です。飯塚さんが「これはね…」とひとつひとつ説明してくださいました。

深谷4というわけで、お子たまランチのおしながきです。読めるといいのですが…。みなさんの気持ちがこもっています。

深谷5漬け物Barです。おいしいお酒も飲めました。

深谷6もちろん飯塚商店さんのもやしも入口を飾っております。外で日の光を浴びて葉っぱが緑になっています。

深谷7ミルクおやじさんは実は市議さんだと教えていただきました。もともとは乳牛を育てて牛乳を出荷していた農家さんでした。地元のためなら一肌も二肌も脱いでる感じのパワーでした。

深谷8さいたま市の「ヌゥ君」のライバル「ふっかちゃん」です。いえ、ゆるキャラの投票ではふっかちゃんは4位、ヌゥ君はかろうじて2桁順位。住民の愛情度は深谷市の方がすごいということですね。

 

失敗なんだか、成功なんだか

今安心して食べられますか

昨日はくらし探検くらぶのイベントがありました。

今安心して食べられますか

参加して「楽しかった!」のですが、客観的に見て成功したのか、失敗したのか、判断が分かれるところだと思いました。

集客的には想定来場者30名を下回ったし、チラシなどでお誘いした方がなかなか来てくださらなかったので、宣伝方法や宣伝期間に問題があったかも、申込み受付をすべきだったかも…と反省点は多々ありました。ただ、参加した人にとってはとても良い企画だったと自信を持って言えます。

普通だったら「講座があります!」とチラシなどで知らされて、会場に行ってイスに座って講師の方のお話を聞いて、最後に「どなたかご質問はありませんか?」などと言われて、数人がなんだか専門的なことを聞いてる…という受け身の学習会が多いと思います。講師の言っていることはわかるけど、この講師の方は信用できるかな?とか、もっと自分が期待している話をしてくれないかな?と思うこともあります。

今回は参加者に質問用紙を事前配布して、質問や意見をホワイトボードに貼り、講師の方たちにその場で読みながら答えていただきました。目の前で自分の素朴な疑問に臨機応変に答えてくれる「行政職員」に好感を持つことができたのが、このイベントの最大の成功だと思っています。

まわりから見たら「失敗」だけど、自分たちの中では「成功」。逆よりは断然いいです。