プロってなんだろう

市民活動(ボランティア)で芸術系の方々とごいっしょすることが多いのですが、「プロってなんだろう」と思う状況がさまざまな局面で生まれます。みなさんはどう思っていらっしゃるのでしょうか。

スポーツならアマとプロというのはかなりわかりやすいですね。けれど、芸術系の場合はプロとアマの境があいまいで、「自分はプロだ」と言えばプロで、「アマチュアで活動しています」と言えばアマ…かなと。

私が所属している団体では、出演くださる方にはプロとして対応していますが、謝礼などはアマの謝礼としても安いくらいで、毎度申し訳なく思う金額です。その分、プロのアーティストさんとして心から尊敬の念を持って接しようと思っています。

プロの方は金額によってその技量をセーブしたりなさらないんです。安いから適当に…という方はいらっしゃいません。逆に「安い金額で引き受けるんだから、本来やるべきことを省略しても文句は言わないでね」という姿勢の方はプロではないんですよね。

さて、それにつけても来年度から補助金もつかなくなる所属団体さいたまARTS21。これからどうなって行くのでしょうか。どちらにせよ、身の丈に合った活動しかできません。細々と続けて、これから参加する創立メンバーの方たちに引き継ぐまで、なくさないよう努めるのが私の仕事だと思っています。