知らないことには賛成できない

パブコメも一段落したさいたま市公共施設マネジメント計画ですが、賛否両論があることでしょう。賛成するにしても、反対するにしても、情報がちゃんと伝わっていないと意思表示はできません。

「反対」とおっしゃっている方の中には、計画内容の開示がいまひとつ物足りず、「もしかしたら、今、享受しているサービスや環境がなくなってしまうのではないか?」と不安に思われて、「そうなるといやだから反対」されている方もいらっしゃることでしょう。

これは「他の市民や将来の市民のことなどどうでも良い。自分が今までどおり、快適に暮らせれば他がどうなろうと知ったことではない」という100%自己中な考えとは違います。正しい情報が伝わり、現状を理解していただければ、「だったら賛成しても良い」と考えてくださるかもしれません。

行政は市民にきちんとわかりやすく情報を伝える必要があります。今回のマンガで始まるパンフレットが、少しでも市民のみなさんの理解を助ける道具となるよう願っています。